2026/06/02追記:【お知らせ】・正式名称を「第一回京都俳句賞」へ変更いたします。(これ以降記録誌などではこちらの名称を使用いたします。これまでの記述についてもウェブ上の情報など変更可能な部分は一部変更致しておりま […]
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京都俳句賞応募作品3
3.早下理世「暮らしそこない」 3.早下理世「暮らしそこない」 ゆるされはじめる梅だいつかわすれてしまう孤独だきれいになれるまほうなれないしあわせ雲雀が陽をよぎるぶらんこを立ちながら光の中へ出るゆらめく蜂たち息をしようと […]
京都俳句賞応募作品19
19.宇都宮駿介「桜のあつた場所」 19.宇都宮駿介「桜のあつた場所」初ざくら体操服の子ら帰る人づてに手紙をもらふ桜冷え歳時記の厚きがうれし桜どき大学に花見の客が来てをりぬ留学生連れて教授の花見かな石垣の石の押し合ふ桜か […]
京都俳句賞応募作品4
4.弓木あき「緘|Walls」 4.弓木あき「緘|Walls」 封筒のなかのつめたさ木へ陽ざし猫へ鈴もうじき花の咲く街の姿見をとうめいな陽のゆくはやさ風花のはじまりを見る観覧車降りいでて氷柱へかはるまで僅か曙をひきつれこ […]
京都俳句賞応募作品20
20.舘野まひろ「吹絵」 20.舘野まひろ「吹絵」この人に雨の水鶏を見せたくて旅人はゆつくり歩く茂かな日傘より困つた人の出てきたる手鏡のうすき縁どり桐の花サイリウム折つて涼しくなりにけりもとの名は松下電器レモン咲く煙草盆 […]
京都俳句賞応募作品5
5.「行列」 5.「行列」 百万の靴の行き交う金魚かな呼び鈴の彼方に夕立の都心昨晩の大雨のこと油蝉なつうみは人体を蓄えている夕凪や桶のことりと裏返る改札を抜けて改札蝉の殻新涼の市長の鼓舞の鳴り渡る秋晴の寺社スクロールして […]
京都俳句賞応募作品21
21.武田歩「もう脚を」 21.武田歩「もう脚を」キャラメルのはじめは硬し木の根明く涅槃会の一人一人を見てしまふ慎重に差せば崩れぬ桜餅駄菓子屋に私物の雛の飾らるる剪定の腕に触れつつ落ちにけり手に伝ふ給油の震へ朧月渦潮の柵 […]
京都俳句賞応募作品6
6.白川譽「うつろい」 6.白川譽「うつろい」桜草姉の髪型の真似をした春知らすミスドとマックのてりたまがスローリーペースに恋す紋白蝶蜃気楼ハルシネーション信じてる黄の花や一斉に仰ぐ春の青街に立つ菫のいぶき芳しくペンギンが […]
京都俳句賞応募作品22
22.佐々木紺「夢の構造」 22.佐々木紺「夢の構造」触れるまで印象の奥の寒菊夢の構造銀糸かすかにたわみ雪金貨の女王と見つめあひ冬麗最新の細胞を載せ冬の皿friend&enemy 水涸れてゐるあかるさの寒晴や石に […]
京都俳句賞応募作品7
7.桜屋「不器用」 7.桜屋「不器用」白和えの豆腐潰して長閑かな蝶生る和紙工房の漉き始め新歓に作り笑顔の溢れたり級友とキャベツ半玉割り勘す四歳の王手飛車取り山笑ふ弁当のわらび炊き込む夜更けかな蜜蜂の軌道や三センチのブレー […]
